逢瀬いなか体験交流協議会では、飲食店経営に関わっている方を中心に、一緒に味噌づくりに取り組むグループ・団体・法人を受け入れています。仕込む量は「一人あたり10kg以上」。使う塩の量はそれぞれに決めていただき、みなさんの思いと工夫が加えられた味噌をつくっていきます。
つくった味噌は、ご参加いただいた方の店舗の新メニュー開発にぜひお役立てください。「店長が塩に拘った自家製味噌の田楽」や「オーナーが仕込んだ味噌でつくった自家製みそ汁」など、逢瀬町でつくった味噌がみなさんの店舗運営に貢献できることを願っています。
また、味噌づくり体験後も、年1回の味噌作りに限定せず、農作物・加工品の取引、逢瀬町からの企業訪問、プライベートでの来訪など、お互いにとって有用で継続的な関係を築いていきたいと考えています。
1泊2日で行われる味噌づくり体験は、主に5つの工程に分かれています。
味噌づくり体験の概要説明と合わせて、参加者同士や参加者と受入側の交流を促すようファシリテーションをしていきます。自己紹介のあとは、逢瀬町の郷土料理を昼食にお召し上がりいただきます。
まずは味噌や味噌づくりについての基礎知識を学び、参加者が味噌についての“うんちく”を語れるようになることを目指します。その後、米麹の軽く混ぜることで発酵を促す「切り返し」を行います。
1日目夜の交流会では、味噌を使った郷土料理や福島の地酒をいただきながら、参加者同士の交流を促し、相互理解を深めていきます。また、逢瀬町の伝統芸能「ひょっとこ踊り」を農家のお父さん・お母さんと一緒に興じることで、楽しくオープンな雰囲気が生まれていきます。
交流会後は解散となり、各自の農家民宿に戻りますが、その後もこたつを囲んだ少人数での深みのある話が展開していくことでしょう。
2日目の味噌づくりでは、各自の味噌の味に思い入れを持っていただくために塩を選別していただきます。その後、本工程(大豆を煮る、米麹・塩を加える、すり潰す、容器に入れる、密封する、重しをする)へと進みます。また、共同作業に取り組むことで、助け合う楽しさや喜びを感じていただくことも目的の一つです。
味噌づくり終了後は、参加者同士の意見交換を行い、2日間を振り返ります。この体験で仕込んだ味噌は、味噌が完成する翌年秋ごろに参加者のみなさんの元へ発送いたします。
1日目
12:00 | 現地集合、オリエンテーション |
12:30 | 昼食 |
14:00 | 味噌づくり |
17:00 | 温泉 |
19:00 | 夕食+交流会 |
21:00 | 解散、農家民宿にて宿泊 |
2日目
7:00 | 起床 |
8:00 | 農家民宿にて朝食 |
9:30 | 味噌づくり |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 意見交換会・振り返り |
14:00 | 現地解散 |
※スケジュールはご要望に応じて柔軟に対応いたします。
オプションメニューを組み入れることも可能です。
名称 | 味噌づくり体験 |
場所 | 逢瀬町公民館など |
服装、持ち物など | なし |
費用 | 一般:12,000円/1人〜 小学生以下:10,000円/1人~ |
受け入れ時期 | 冬期(11月〜3月) |