
— 東京・新宿御苑で「逢瀬のつづき」を届けてきました —
2025年11月2日(日)、逢瀬いなか体験交流協議会は
文京学院大学「まちラボ」の学生たちとともに、
新宿御苑で開催された GTFグリーンチャレンジデー2025 に出展しました。
テーマは、“逢瀬のつづきは東京で”。
福島県郡山市・逢瀬町の風土と、学生たちの学びをつなぐ往復の1日となりました。
🌱 福島から東京へ。逢瀬の手ざわりを届ける
当日は、秋晴れの空の下、約2万人(主催者発表:19,733名) が来場。
逢瀬からは地域スタッフ3名が参加し、まちラボ学生8名と共にブースを運営しました。
逢瀬町で採れたばかりの野菜を販売し、竹を使った手づくり体験を行うことで、
「おいしい」も「楽しい」も、どちらも地域から生まれるものだと感じてもらえる時間になりました。
🥕 野菜販売:味で伝える、地域の力
ブースでは、逢瀬町の農家さんが育てた旬の野菜を販売。
福島から現地スタッフ3名が参加し、学生と並んで呼び込みや接客を担当しました。
販売は終始にぎわい、売上は約8万円、野菜はほぼ完売!
「福島の野菜はおいしい」「また買いたい」といった声が次々と寄せられ、
試食や会話を通して“味で伝えるふくしまプライド”を実感できる時間となりました。
🎋 竹ぽっくりワークショップ:自然と遊びのつながりを伝える
もうひとつの目玉は、逢瀬の竹を使った「竹ぽっくりワークショップ」。
子どもたちを中心に10名以上が体験し、笑顔と歓声が絶えないブースになりました。
安全管理や体験案内は学生たちが担当。
“自然と遊びの関係”を自らの手で伝える、環境教育の実践の場にもなりました。
竹ぽっくりを通して、放置竹林の課題や地域資源の循環について話すきっかけも生まれています。

🎤 メインステージ発表:学生が語る「地域との関わり方」
午後には、学生代表がメインステージに登壇。
「逢瀬町との連携事業と学生の学び」について発表しました。
日々の体験や現地での気づきを、自分の言葉で来場者へ伝える姿は、
まちラボと逢瀬の協働が「教育の現場」であることを強く印象づけました。
若い世代が“地域との関係性を自らの手でつくる”——その第一歩が形になった瞬間です。
🤝 一体となった運営体制
今回の出展は、大学・地域・企業が三位一体となって行いました。
- 現地運営:逢瀬いなか体験交流協議会+おおせのとおり
- 販売協力:逢瀬町スタッフ3名
- 学生サポート:文京学院大学まちラボ学生8名
- 教員立会:岩舘センター長・島田先生(理事長)
立場をこえて支え合う運営のなかで、「都市と地域の共創」の実感が生まれました。
🌾 逢瀬の“つづき”をつくる
今回の出展は、逢瀬での貢献型旅行と都市での発信活動をつなぐ「地続きの試み」でもあります。
現地で出会い、東京で再会し、また逢瀬へ——。
その往復の中で、学生も地域も成長し続けています。
これからも、逢瀬いなか体験交流協議会は
“ふくしまプライド”を小さな単位から体現し、
都市と地域を行き来する関係を育てていきます。